【技術系BtoB商材を扱う製造業・IT企業向け】BtoBマーケティングコンサルのおすすめ企業とは?失敗しない選び方とタイプ別の違いを解説

BtoBマーケコンサル会社の選び方|おすすめできるコンサルの特徴とできないコンサルの特徴
Last Updated on 2026年5月8日 by 荻野永策
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技術系BtoB商材を扱うBtoB製造業・IT企業において、BtoBマーケティングコンサル会社を探すときは注意が必要だ。

「おすすめのBtoBマーケティングコンサル会社はどこか?」を検索やAIで探し、会社名リストを作ったとしても、実はそこに落とし穴が潜んでいる可能性がある。

なぜなら「技術理解の深さと価値への転換力」「営業プロセスまで踏み込むかどうかの社内調整力」「短期成果と中長期設計の両立」などが重要になるためだ。

そこで、本記事では、技術系BtoB企業が失敗しないための「コンサルの選び方」を、実例を交えて整理する。

このコラムの対象読者
このコラムの想定読者は、技術理解が必要なBtoB商材を扱う中堅規模の製造業・IT企業のマーケティング担当者・管理者である。展示会やWeb施策、リード獲得、営業支援まで幅広く担当している一方で、「技術を顧客価値に変換しにくい」「施策の成果を数値で説明しづらい」「営業部門との連携が十分に取れていない」といった課題を抱えているケースを想定している。さらに、限られた人員とリソースの中で、売上や受注に確実に貢献するBtoBマーケティングを実現したいと考えている担当者・管理者に向けた内容である。

このコラムはどんな立場の人物が書いているのか?

このコラムは、2008年以降、技術系商材を扱う製造業・IT企業を中心に、BtoBマーケティング施策と受注創出支援を行ってきたALUHAが執筆している。

ALUHAは、多くの技術系商材の受注創出プロジェクトに関わり、その中でうまくいった取り組みだけでなく、成果につながらなかった施策や、途中で設計を見直す必要があったケースを数多く見てきた。

こうした経験を通じて、BtoBマーケティングは理論や手法だけでは成果が出ず、商材特性や営業体制と営業意向、社内事情と調整を踏まえた設計が重要であると考えている。このコラムでは、成功事例だけでなく「うまくいかなかったケース」を含めて語れるALUHAだからこその立場から、BtoBマーケティングコンサルタントの選び方について解説する。

BtoBマーケコンサルの「おすすめ企業一覧」が参考にならない理由

ネット上には、BtoBマーケコンサルの「おすすめ企業一覧」がさまざまなサイトで掲載されている。そこで、ALUHAにて、2026年5月8日、BtoBマーケコンサルの「おすすめ企業一覧」の記事を以下の内容で調査してみた。

調査概要
調査日2026/05/08
調査方法BtoBマーケコンサルの「おすすめ企業一覧」が紹介されているネット上の記事(31記事)を対象に、企業別の掲載回数を調査。調査対象の記事はネット検索して選出
調査目的どの企業がどのくらいの頻度で紹介されているかを定量的に分析し偏りがないかを確認
調査項目掲載されている企業の出現回数と出現率

分析した結果は、以下のとおりだ。

調査結果
企業名出現回数(31URL中)出現率
A社2270.97%
B社2064.52%
C社1961.29%
D社1858.06%
E社1858.06%
F社1858.06%
G社1651.61%
H社1341.94%
I社1341.94%
J社1238.71%

上記表は、31本の記事の中で、出現が多いTOP10の企業だ。もっとも出現頻度が多いのはA社で、22回紹介されており、出現率は70.97%にもなる。そして、10位のJ社は12回の紹介で、出現率は38.71%である。1位と10位とでは、2倍弱の差がある。このことから、「おすすめ企業一覧」の記事では、ある一定の企業に偏って掲載されている傾向があると言える。

このため、「おすすめ企業一覧」の記事に掲載されている企業は、「自社に合うかどうか」「技術系商材に強いかどうか」ではなく、「有名かどうか」といった基準で掲載されていると言える。だからこそ、BtoBマーケコンサルの「おすすめ企業一覧」は参考にならない。(有名かどうかで選ぶのであれば参考になる)

なぜ偏っているのか?

では、なぜ偏っているのだろうか?その答えは簡単だ。BtoBマーケコンサルの「おすすめ企業一覧」を作成する時、記事の執筆者は「他の記事のおすすめ企業一覧」を参考にしながら記載する。そのため、他の記事に紹介されている企業ほど、より掲載されやすくなるのだ。その結果、偏りが悪化していくこととなる。

技術系商材を扱う製造業・IT企業向け「おすすめBtoBマーケコンサルの選び方」

では、技術系商材を扱う製造業・IT企業はどのようにBtoBマーケコンサルを選ぶと良いだろうか?BtoBマーケコンサルのタイプ別に選ぶ方法と、必要なスキルから選ぶ方法の2つをご紹介する。

タイプ別に選ぶ方法|BtoBマーケコンサルの4つのタイプ

BtoBマーケコンサルには以下の4つのタイプがいる。

  1. 戦略設計型コンサル
  2. 実行代行型コンサル
  3. 施策伴走型コンサル
  4. ツール/データ活用型コンサル

それぞれ詳しく見ていこう。

戦略設計型コンサル

市場分析や競合調査、ターゲット設定に基づき、各種フレームワークなどを用いながら、マーケティング戦略やKPI設計を構築するコンサルである。主に上流工程に特化し、実行には関与しないため、社内での実行力が求められる。方向性の整理や意思決定の精度向上には有効だが、現場への落とし込みや継続運用には別途自社での体制・リソースが必要となる。実行力のあるチームが社内にいる場合はおすすめだ。

実行代行型

広告運用、SEO、コンテンツ制作などの施策を外部人材が担うアウトソーシング型のコンサルである。短期的にリソース不足を解消し、施策を迅速に回せる点が強みだ。一方で、ノウハウや意思決定プロセスが社内に蓄積されにくく、ブラックボックス化しやすいため、中長期での内製化にはつながりにくい構造を持つ。

施策伴走型

戦略設計から施策実行までを一貫して支援しつつ、実行主体はクライアント側に置く伴走型コンサルである。コンサルタントは意思決定や優先順位付けを支援しながら、クライアントのリソース不足に対処するため実務にも関与する。人材育成や内製化を前提としており、組織としてのマーケティング実行力を高めたい企業に適している。ALUHAは施策伴走型のコンサルに該当する。

ツール/データ活用型

MAやCRMなどのマーケティングツールの導入・運用支援、およびデータ分析基盤の構築を主軸とするコンサルである。業務効率化やデータ可視化に強みを持ち、再現性の高いオペレーション構築に寄与する。一方で、戦略設計や施策の方向性までは担わないケースが多い。

BtoBマーケコンサルの4つのタイプの違い

BtoBマーケコンサルの4つのタイプの違い
戦略設計型実行代行型施策伴走型ツール/データ活用型
主な役割戦略立案・設計施策の実行戦略〜実行の伴走支援ツール導入・活用支援
関与範囲上流(市場分析・戦略)中流〜下流(広告・SEO等)上流〜下流を横断特定機能領域(MA・CRM・分析)
実行主体クライアントベンダー(外注)クライアント中心(コンサルも関与)クライアント(ツール活用)
強み全体設計の質が高い / 視座が高いリソース不足を即解消 / スピードが出る内製化・人材育成 / ノウハウ蓄積業務効率化 / データ可視化 / 再現性
弱み実行でズレる可能性 / 現場に落ちないノウハウが残らない / ブラックボックス化社内リソースが必要 / 即効性は中程度戦略不在だと機能しない / 部分最適化
向いている企業戦略をゼロから整理したい人手不足でまず回したい中長期で組織を強化したいMA・データ基盤を強化したい

どのコンサルタイプが向いているのか20のチェックリスト

御社ではどのタイプが良いかを確認できるチェックリストを作成した。一度確認してほしい。

戦略設計型が向いている企業
  1. マーケティングの方向性自体が定まっていない
  2. マーケティングの方向性を決めるための部門間調整が困難
  3. ターゲットが曖昧である、部門間でばらつきがある
  4. KPI設計に自信がない
  5. 施策以前に「何をやるべきか」から整理したい
  6. 社内で施策を実行できる人材はいるが、方針に迷いがある
実行代行型が向いている企業
  1. マーケティング担当者が不足している
  2. 今すぐやりたい施策が決まっている
  3. 施策を回す時間・工数が社内にない
  4. 短期的な成果を重視している
  5. 外部委託でスピードを優先したい
施策伴走型が向いている企業
  1. 社内に担当者はいるが経験が不足している
  2. 戦略と実行が連動していない
  3. 戦略を実行するリソースが少ない
  4. 施策を実行するときの部門間のすり合わせが困難
  5. 営業とマーケティングの連携に課題がある
  6. 施策の優先順位付けに迷うことが多い
  7. 中長期的に内製化や人材育成を進めたい
ツール/データ活用型が向いている企業
  1. MAやCRMを導入しているが活用できていない
  2. データが属人化しており、組織で活用できていない
  3. 顧客データやリード情報が分散しており部門間データ連携ができていない
  4. 業務の効率化・自動化を進めたい
  5. スコアリングやナーチャリングを高度化したい

基本的には、最もチェック数が多いタイプ、もしくは、最も解決したい課題のあるタイプが、御社にとって相性の良いコンサルと言える。ただし、実際の現場では複数の課題が同時に存在することが多く、単純な分類だけでは不十分な場合もある。例えば以下のようなケースが典型である。

  1. 戦略設計型と施策伴走型の両方が多い→戦略から実行まで一貫した支援が必要な状態
  2. 実行代行型が突出している→短期的にリソース補完が必要な段階
  3. ツール型の比重が高いが戦略項目も多い→ツール導入だけでは成果が出ない可能性が高い

BtoBマーケティングの成否は「どの施策を選ぶか」以上に、「どの体制で進めるか」によって大きく左右される。自社の課題に対して、どこを外部に任せ、どこを内製化するのか。その全体像を整理することが、適切なコンサル選定の第一歩である。

重要な観点で選ぶ方法|BtoBマーケコンサルを選ぶときの3つの重要観点

次に、ALUHAが体験から得たBtoBマーケコンサルを選ぶときの3つの重要観点をご紹介する。価格や対応力、実績、経歴(経験年数)などさまざまな観点は存在するが、重要な観点はたった3つだ。

  • 技術理解の深さと価値への転換力
  • 営業プロセスまで踏み込むかどうかの社内調整力
  • 短期成果と中長期設計の両立

それぞれ詳しくみていこう。

技術理解の深さと価値への転換力

技術系商材のBtoBマーケティングにおいて、コンサルティング会社を選ぶ際に最初に確認すべきことは「技術理解の深さと価値への転換力」である。

ここでいう技術理解と価値への転換とは、技術や製品が、どんな企業の、どの業務に対して、どんな課題を解決支援し、どのような価値を生むのかを理解していることだ。単に製品仕様や機能を把握しているかどうかではない。そして、それらをマーケティングや営業のコンテンツや施策に翻訳できるかどうかである。

技術理解が浅い場合は、施策は表面的かつテンプレ的になりやすい。

そうなると、Webサイトや営業資料は「何が強みなのか分からない」「どんな課題を解決できるのかわからない」コンテンツになってしまう。その結果、リードは獲得できても、営業につながらず、商談や受注につながらないケースが多発する。

一方、技術理解が深いコンサルは、技術資料や営業資料を理解し、顧客視点での価値整理や比較軸の設計まで踏み込んで施策検討する。

社内技術者とマーケ部門、営業の間に立ち、技術的な内容(社内技術者の言葉)を「リードが導入検討できる情報」へと変換する点が大きな違いである。

BtoBマーケコンサルを選ぶ際には、「業界経験があるか」といった表面的な条件ではなく、技術を顧客価値へ変換する力を持っているかという視点で見極めよう。

チェックポイントまとめ
  • 営業資料・技術資料を理解する姿勢が強いかどうか(自力で読めると理想)
  • 技術や製品を顧客視点に転換できるか
  • ターゲット顧客の顧客像の理解(どんな企業のどの業務のどんな担当者)が早いか

営業プロセスまで踏み込むかどうかの社内調整力

次に確認すべき観点は、「営業プロセスまで踏み込むかどうかの社内調整力」だ。これも極めて重要だ。

技術系商材では、マーケティング施策だけで受注が決まることはない。リード獲得後の営業プロセスと一体でマーケティング施策が設計されていなければならない。

営業プロセスの理解が浅い場合、「リードを増やすこと」が目的化してしまう。そうなると、「営業がフォローしない」、「フォローしてもなかなか売れない」といった事態が発生し、営業とマーケの分断につながってしまう。しかし、ALUHAの経験では、マーケ部は「リードの獲得量」で評価されるケースが多いため、「リードを増やすこと」そのものは悪いことではない。ここが、技術系商材の難しい点だ。

その一方で、営業プロセスまで踏み込むコンサルは、リード獲得後の動きや営業が欲しいリード像を具体化して、営業が喜ぶリードを前提に施策展開を進める。加えて、営業が喜ぶリードばかり狙うと、リードの獲得量が減ってしまう傾向があるため、質と量のバランスを意識した施策設計も検討する。

このように、技術系商材では、「営業が喜ぶリードがとれるかどうか」と「マーケ部が評価される量を確保できるか」のバランス調整は必要であり、そこを理解しているかどうかが見極める重要なポイントとなる。

チェックポイントまとめ
  • リード獲得だけで終わらず、営業プロセスと一体で施策を検討できるか
  • 営業が喜ぶリード(質)とマーケが評価される(量)のバランスを意識できるか
  • 受注貢献まで踏み込んで一緒に施策検討を進められるか

短期成果と中長期設計の両立

次に確認すべき観点は、「短期成果と中長期設計の両立」だ。これも極めて重要だ。

技術系商材の場合、顧客の購買プロセスが長期化する傾向が強く、リード獲得してもなかなか商談や受注にならないことが多い。そのため、「小さな成功を実感できる短期成果を狙う施策」と「将来につながる基盤づくりのための施策(中長期施策)」を分けて設計する必要がある。

短期成果のみを重視する場合、小さな成功体験は創出できる可能性が高いが、その場しのぎの施策や受注貢献度がわからない施策になりやすい。

資料請求数や名刺交換枚数、セミナー申込数といった分かりやすい指標は改善しても、商談化や受注につながらず、結果として「やっているが成果が見えない」状態に陥ることがある。逆に、中長期設計ばかりを優先すると、社内に成果を示せず、社内から「マーケ部は何をしているのか?」と言われるような事態になってしまう。

そこで重要なのが「短期成果と中長期設計の両立」だ。

社内のリソースや方針にもよるが、ALUHAの実体験による理想像は、「短期成果をコツコツと積み上げながら、社内での信頼を蓄積し、それと並行して中長期の施策を展開する」という両立だ。こうすれば、早期の小さな成功体験を社内で実感しつつも、将来的な受注獲得に向けて、中長期設計を着実に進めることができる。

このように、BtoBマーケコンサルを選ぶ際には、「今、何をやるか」だけでなく、中長期の施策設計も並行してできるかどうか?という視点で見極めることが重要である。

チェックポイントまとめ
  • 短期施策で成功体験創出ができるか
  • 短期施策ばかりでなく中長期施策も並行して検討しているか
  • 「今やる施策」と「時間をかけてやる施策」を分けて整理しているか

技術系商材を扱う製造業・IT企業におすすめできるBtoBマーケコンサルの特徴

技術系商材においてALUHAがおすすめできるBtoBマーケコンサルとは、正解を押し付ける存在ではなく、前提を一緒に整理し、現場で実行できる形に落とし込む存在であると考えている。

これは、ALUHAが2008年以降、技術系商材を中心にコンサルティング支援を行ってきた中で、強く実感した特徴だ。

その理由は以下のとおり、大きく三つある。

(1)技術系商材は固有の特徴が強いから

一つ目は、技術系商材は固有の特徴が強く、教科書的なマーケティングをそのまま適用できない点だ。

一般的な手法やフレームワークは参考にはなるが、社風や製品特性、技術特性に合わせて戦略を再設計しなければ成果につながらない。特定の手法やツールをテンプレート的に使うだけでは、技術系商材固有の強みが施策に反映されにくい。

ALUHA自身も、お客様の支援をさせていただく中で、技術系商材の特性理解が不十分なまま「過去にうまくいった施策」を適用し、期待した成果が出なかった経験を何度もしてきた。

(2)技術系商材は顧客特性が強いから

二つ目は、技術系商材は商材特性だけでなく、顧客特性も非常に強いことである。

特定企業の特定業務、専門的な部門が関与するケースが多く、そこには前提条件や技術的制約が数多く存在する。これらを整理せずに施策を進めると、営業・技術・マーケ・コンサルの認識がずれ、方針が迷走しやすい。

ALUHAでも、前提整理が不足したまま施策案を検討し、技術部門から「何か違う」と指摘され、再検討を繰り返した経験がある。この状態が続くと、支援そのものへの信頼を失いかねない。

(3)施策を現場に落とし込む難しさがあるから

三つ目は、施策を現場に浸透させ、実行できる形に落とし込む難しさである。

技術系商材を扱う製造業・IT企業では、マーケティング思考や重要性が社内に十分浸透しておらず、技術部門や営業部門の発言力が強いことが多い。そのため、マーケ部主導の施策に対して「意味があるのか」と疑問を持たれ、エビデンスが不十分だと施策が前に進まないこともある。

ALUHA自身も、技術部門にエビデンスのある施策を提案できない時代があり、その時は施策が実行されず、成果検証すらできない状況になってしまった。だからこそ、施策の根拠を丁寧に説明し、現場が納得して動ける形まで落とし込めるコンサルが重要だと考えている。

技術系商材を扱う製造業・IT企業におすすめできないBtoBマーケコンサルコンサルの特徴

「判断の責任」を取らないコンサル

技術系商材は、商材特性や顧客特性が強く、施策内容も専門的・マニアックになりやすい。また、BtoBマーケティングや営業施策は、事前に成果を正確に予見することが難しく、「やってみないと分からない」要素が多い。

そのため、「この施策を進める」と判断し、実行した結果に向き合わないコンサルはおすすめできない。

ここで重要なのは、成功保証をするかどうかという話ではない。

成果が出たか・出なかったかをKPIで正しく分析し、その結果を誠実に伝え、成果が出ていない場合には「なぜ出ていないのか」「改善策は何か」「その改善策をどう進めるか(社内調整込み)」まで一緒に考える姿勢が求められる。

一方で、判断の責任を取らないコンサルには、

  • 施策を提案したまま実行後の責任を負わない
  • 結果分析までは行うが、その後の改善を考えない
  • 改善案は出すが、実行まで伴走しない

といった傾向が見られる。

ALUHA自身も、KPIを可視化した結果、成果が出なかったケースを数多く経験してきた。その中で、改善策の検討にとどまり、「その改善策をどう進めるか」まで踏み込まなかったことがある。その結果、改善策が日常業務に埋もれ、実行されないまま時間だけが過ぎてしまった。この反省を踏まえ、現在は改善策の実行方法まで含めて一緒に考え、進める支援を重視している。

学習しないコンサル

技術系商材では、技術的制約やターゲティング条件など、前提条件が多くなる傾向がある。その中でKPIを向上させるため、さまざまな施策案や改善案を検討していくことになる。

こうした試行錯誤を繰り返す中で、「ターゲティング条件と相性が悪く実行しにくい施策」や「自社の技術力を活かせない施策」が必ず出てくる。

学習するコンサルであれば、こうした「できないこと」を前提として蓄積し、次の改善検討に反映するため、実行不可能な施策が混じることは少ない。

一方で、学習しないコンサルの場合、過去に「できない」と判断された施策を忘れ、再度提案してしまうことがある。時間の経過によって状況が変わるケースもあるが、「以前も説明したが実行できない施策」を再提案することは、信頼を損ねかねない。

ALUHAでも、当初は学習が十分にできておらず、実行できない施策を繰り返し提案してしまい、顧客から指摘を受けた経験がある。非常に難しい管理ではあるが、前提条件や制約を学習し続けないコンサルはおすすめできないと考えている。

まとめ

以上、技術系BtoB商材を扱う製造業・IT企業向けに、BtoBマーケティングコンサルの選び方をご紹介した。ネット上にある「おすすめコンサル一覧」は「偏り」が見られるため参考にならない可能性がある。だからこそ、本記事でご紹介した選び方を参考にしていただけると幸いだ。

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戦略立案シート、リード獲得・育成施策の精度向上チェックシートなどがエクセルでダウンロードできます。(ダウンロードできる資料一覧

→戦略立案シート→リード獲得・育成シート→マーケ入門書→伴走コンサル

伴走型のコンサル支援の概要、支援内容、費用感、事例などがわかる資料です

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ALUHA代表取締役社長。1979年兵庫生まれのBtoBマーケティングコンサルタント。金沢工業大学大学院にて情報工学を専攻し2003年3月に修士課程を修了。同年4月にALUHAを創業。2008年からBtoBに特化したマーケティング支援、営業戦略支援を開始。2025年7月に顧客の質と量のバランスを重視するBBM(バランスベースドマーケティング)を考案。大手IT企業、製造業(日立Gr、富士フイルムGr、キヤノンGr、積水Grなど)を顧客に持つ。→セミナー講演実績→コンサル実績