BtoBマーケティングのWEBマーケティングにおいて、WEBサイトの集客力強化は重要なミッションの1つである。そのため、SEO対策を始め、様々な集客強化の施策をうっていくことになるが、その中でも特に重要なのが、コンテンツの更新である。
コンテンツの更新により、情報量の増加、鮮度の高い情報の提供が可能となり、着実な集客強化を実現できる。しかしながら、何の計画もなくただコンテンツを更新するだけでは、その効果は低くなる。その結果、下記のようなことが発生する。
(1)WEBサイトを更新・リニューアルしてもアクセス数が増えない
(2)新しくWEBページを追加してもアクセス数が増えない
あなたがWEB担当者であれば、このような経験、必ずあるはずだ。これを解決するには、SEO対策にのっとったコンテンツの更新計画が必要となる。そこで、今回は、SEO対策の中でも、ロングテールSEO対策に焦点を当て、その対策の手順をご紹介する。
ロングテールSEO対策の方法・やり方、効果的なロングテールSEO対策を実現する計画の立て方や集客シミュレーションの仕方についてご紹介する。
以下のようなPDF資料が無料でダウンロードできます。御社の新規リード獲得のヒントになるかもしれないのでお気軽にお申し込みください。
リードがCVしたくなるホワイトペーパーの作り方を2つ(質重視のプロセスと量重視のプロセス)ご紹介!リード獲得の強化にお役立てください。
御社のWEBサイトで新規リードを獲得するための「WEB戦略のPDCAの回し方」をご紹介。WEBのKPIツリーのサンプルもあるのでPDCAをどう回すのかを具体的に学べます。
積水樹脂株式会社様、株式会社アシスト様、富士フイルムホールディングス株式会社様、株式会社日立ソリューションズ東日本様、山洋電気株式会社様、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様などの製造業・IT企業の成功事例です。どんな取り組みをしてどんな成果が得られたのか?がわかります。
新規リード獲得できるWEBの作り方をBtoB企業向けにご紹介。ホワイトペーパーを活用する方法とソリューションページを活用する方法の2つを具体例やテンプレートを用いながら解説。
ロングテールSEO対策とは
まず、「ロングテールSEO対策」とは何か?について簡単にご紹介する。
そもそも、「SEO対策」の目的は検索順位を高めアクセス数を増やすことであるが、そのやり方はざっくり2つの方法がある。1つは、検索回数の多いキーワードでの上位表示を狙うやり方、もう1つは検索回数の少ないキーワードで上位表示を狙うやり方である。
前者は検索回数が多い為、上位表示が実現できれば、当然、集客数も大きく増える。しかし、競合も多い為、上位表示が非常に難しい。逆に後者は、検索回数が少ない為、集客数の増加はさほど見込めないが、競合が少ない為、上位表示できる可能性が高くなる。
ロングテールSEO対策は、後者に着目したSEO対策で、検索回数の少ないキーワードでの上位表示を狙う。ただし、本来の目的であるアクセス数の増加を達成する為に、「多数」の「検索回数の少ないキーワード」での上位表示を狙う。
例えば、月100回しか検索回数がないキーワード「100種類」で上位表示を狙うという具合だ。これが実現できれば、結果、毎月10000回検索されるキーワードと同じ集客効果が期待出来るのである。
これがロングテールSEO対策だ。
効率よくロングテールSEO対策を実現する計画の立て方「7つの手順」
では、このロングテールSEO対策を効率よく実現するための計画の立て方「7つの手順」についてご紹介しよう。
(1)ロングテールSEO対策を行うSEOキーワードを決める
(2)サジェスト分析を行い実際に検索されているキーワード一覧を作る
(3)検索回数を調査しキーワードを絞り込む
(4)キーワードからコンテンツのタイトル案を考える
(5)はてなブックマークでキーワード検索しタイトル案がかぶっていないか確認する
(6)想定集客数を計算する
(7)公開日、担当ライターを決める
それでは、手順1からご紹介しよう。
(1)ロングテールSEO対策を行うSEOキーワードを決める
まずは今後、集客を強化したいSEOキーワードを選定しよう。御社の製品やサービスに直接関連するキーワード、もしくは、過去、問い合わせが発生したキーワードなどを中心にリストアップしよう。リストアップしたら、エクセルの表に書き込んでいこう。
以下、説明を分かりやすくするために、このコラムのテーマである「ロングテールSEO」や、弊社のビジネス領域である「BtoBマーケティング」をSEOキーワードの例として取り上げながら、話を進めさせていただく。
以下のようなPDF資料が無料でダウンロードできます。御社の新規リード獲得のヒントになるかもしれないのでお気軽にお申し込みください。
リードがCVしたくなるホワイトペーパーの作り方を2つ(質重視のプロセスと量重視のプロセス)ご紹介!リード獲得の強化にお役立てください。
御社のWEBサイトで新規リードを獲得するための「WEB戦略のPDCAの回し方」をご紹介。WEBのKPIツリーのサンプルもあるのでPDCAをどう回すのかを具体的に学べます。
積水樹脂株式会社様、株式会社アシスト様、富士フイルムホールディングス株式会社様、株式会社日立ソリューションズ東日本様、山洋電気株式会社様、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様などの製造業・IT企業の成功事例です。どんな取り組みをしてどんな成果が得られたのか?がわかります。
新規リード獲得できるWEBの作り方をBtoB企業向けにご紹介。ホワイトペーパーを活用する方法とソリューションページを活用する方法の2つを具体例やテンプレートを用いながら解説。
(2)サジェスト分析を行い実際に検索されているキーワード一覧を作る
SEOキーワードのリストアップができたら、サジェスト分析を行い、そのキーワードのサジェスト一覧を作成する。サジェストとは、検索エンジンが提供している検索補助機能の1つで、下記のような機能を言う。
検索エンジンのキーワード入力欄にキーワードを入力すると、上記のように、プルダウンで検索の候補ワードが表示される。これをサジェストという。
このサジェストは、実際に日本で検索されているキーワードを表示している。そのため、このサジェストに合わせてSEO対策していくと効果的なのである。逆を言えば、全く検索されていないキーワードでSEO対策しても、集客力は全く向上しないのである。
このサジェストは、下記の無料ツールで取得することができるので、御社のキーワードに合わせて、サジェストを取得しよう。
GoodKeyWord http://goodkeyword.net/
サジェストを取得すると、下記のような表をエクセルで作ろう。表の一番左に取得したサジェスト一覧をずらっと並べるイメージだ。
上記は、「ロングテールSEO」と「BtoBマーケティング」のサジェストである。キーワードによっては大量にある場合もあるので、この段階では一旦全部のキーワードをリストアップしておこう。
(3)検索回数を調査しキーワードを絞り込む
一覧表が完成すれば、次は各キーワードの検索回数を調査する。検索回数はYahoo、Googleそれぞれの検索回数を調べて、表に記載する。検索回数の調査の仕方は、説明すると長くなるが、記事執筆時点では下記を活用すると良い。
Googleの検索回数調査「キーワードプランナー」
Googleアドワーズのアカウントを取得し、ログイン後、運用ツールにある「キーワードプランナー」でおおよその検索回数を調査することができる。
Yahooの検索回数調査「キーワードアドバイスツール」
Yahooプロモーション広告のアカウントを取得し、スポンサードサーチの「ツール」にある「キーワードアドバイスツール」でおおよその検索回数を調査することができる。
調査が完了すれば、表に検索回数を記載していく。すると、下記のような表が完成する。
上記は実際に私が調査した検索回数の実データである。この段階でわかるのは、キーワードによって、検索回数に大小があることだ。
ロングテールSEO対策の場合、検索回数が少なく、競合も少ないキーワードで上位表示を多数実現することが主目的であるため、検索回数が多く競合も多いようなキーワードは排除もしくは、優先順位を下げ、コツコツ対策していく方向性で考えておこう。
それでは、次のページでは、「(4)キーワードからコンテンツのタイトル案を考える」について解説する。
以下のようなPDF資料が無料でダウンロードできます。御社の新規リード獲得のヒントになるかもしれないのでお気軽にお申し込みください。
リードがCVしたくなるホワイトペーパーの作り方を2つ(質重視のプロセスと量重視のプロセス)ご紹介!リード獲得の強化にお役立てください。
御社のWEBサイトで新規リードを獲得するための「WEB戦略のPDCAの回し方」をご紹介。WEBのKPIツリーのサンプルもあるのでPDCAをどう回すのかを具体的に学べます。
積水樹脂株式会社様、株式会社アシスト様、富士フイルムホールディングス株式会社様、株式会社日立ソリューションズ東日本様、山洋電気株式会社様、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様などの製造業・IT企業の成功事例です。どんな取り組みをしてどんな成果が得られたのか?がわかります。
新規リード獲得できるWEBの作り方をBtoB企業向けにご紹介。ホワイトペーパーを活用する方法とソリューションページを活用する方法の2つを具体例やテンプレートを用いながら解説。
(4)キーワードからコンテンツのタイトル案を考える
検索回数がわかれば、キーワードから今後更新していくべきWEBページのコンテンツ案を考える。ポイントは、WEBページのコンテンツタイトルに必ずキーワードを含めることだ。そして、そのキーワードはできるだけ左側に来るようにタイトル案を考えよう。
タイトル案は複数あってもよいので、いろんなコンテンツ案を考えてみよう。考えたら、下記の表のように、記事タイトル案の欄に記入していこう。
上記の表では、「ロングテールSEO対策の方法とは?効果的な対策を実現する計画の立て方」という記事を考案しているが、サジェストのキーワードとしては、「ロングテールSEO」「ロングテールSEO 方法」「ロングテールSEO対策」の3つが該当するため、セルを結合して3つ分の枠に記載している。
***余談***
タイトル案を考案する際の注意点が1つある。タイトル案を考える時、「このタイトルだったらだれがコンテンツを作るのか?誰が原稿を書くのか?」といった、知識・スキルの問題に必ずぶち当たる。このような場合、2つの考え方がある。1つは、「このコンテンツ案は自社では作れないから違う案にする、あきらめる」というもの。もう1つは、「とりあえず作れるものとして考え、先に進める」というもの。私はどちらかというと、後者を選ぶ。なぜなら、サジェストは検索ニーズを反映している可能性が高く、そのニーズに応えるコンテンツを作れるようにならなければ、WEB活用は成功しないのではないか?と考えているからだ。このあたりは、賛否両論あるだろう。あなたはどう思われるだろうか?
(5)はてなブックマークでキーワード検索しタイトル案がかぶっていないか確認する
コンテンツのタイトル案を考案したら、次は、そのコンテンツと似たようなコンテンツがないか、確認をする。確認する方法は簡単である。まずははてなブックマークにアクセスする。
はてなブックマーク http://b.hatena.ne.jp/
アクセスしたら、下記の検索窓にロングテールSEO対策を行うキーワードを入力し、検索する。今回の記事タイトル案であれば、「ロングテールSEO」がキーワードとなるので、「ロングテールSEO」と入力する。
検索すると下記のような画面になるので、左側にある「タイトル」をクリックする。すると、今はてなブックマークで話題になっている、入力したキーワードに関連するコンテンツが表示される。
この中に、考案したコンテンツタイトルと近いようなものがないか、確認しよう。既に似たようなコンテンツがある場合、同じような内容になってしまうため、SEO対策がやりにくい。しかし、まったく新しいコンテンツである場合は、SEO対策として上位表示される可能性が高くなる。
実際に、「ロングテールSEO対策の方法とは?効果的な対策を実現する計画の立て方」という記事は、調査した時点では同じようなものがないことがわかった。
よって、下記のように、ハテブの欄に「*月*日確認済み」と記載する。
***余談***
はてなブックマークで似たようなコンテンツがないかを確認する行為は、競合コンテンツの調査にもなるので、ぜひやろう。また、はてなブックマークを選んだ理由は、ソーシャルメディアの1つであるため、ネット上で話題になっている記事を見つけ出すことができる。そこから、どんなコンテンツがソーシャルメディアで好まれるのか?の傾向を感じ取ることができ、コンテンツタイトルを考案する際の参考になる。当然、はてなブックマークだけでなく、Twitterなどで調査しても良い。
以下のようなPDF資料が無料でダウンロードできます。御社の新規リード獲得のヒントになるかもしれないのでお気軽にお申し込みください。
リードがCVしたくなるホワイトペーパーの作り方を2つ(質重視のプロセスと量重視のプロセス)ご紹介!リード獲得の強化にお役立てください。
御社のWEBサイトで新規リードを獲得するための「WEB戦略のPDCAの回し方」をご紹介。WEBのKPIツリーのサンプルもあるのでPDCAをどう回すのかを具体的に学べます。
積水樹脂株式会社様、株式会社アシスト様、富士フイルムホールディングス株式会社様、株式会社日立ソリューションズ東日本様、山洋電気株式会社様、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様などの製造業・IT企業の成功事例です。どんな取り組みをしてどんな成果が得られたのか?がわかります。
新規リード獲得できるWEBの作り方をBtoB企業向けにご紹介。ホワイトペーパーを活用する方法とソリューションページを活用する方法の2つを具体例やテンプレートを用いながら解説。
(6)想定集客数を計算する
競合コンテンツの調査が完了したら、想定集客数を計算する。これは、そのコンテンツを公開し、検索順位で1位を獲得できた場合、毎月何名くらいの集客増になるのかをシミュレーションするのである。
SEOラボというブログの下記の記事を確認すると、検索順位で1位を獲得した時の統計的なクリック率が公開されているので、このデータを活用して、シミュレーションする。
検索順位別クリック率と年代別推移まとめ
http://seolaboratory.jp/other/2016031629132.php
記事を確認すると、19%くらいと想定できるため、検索回数の19%を集客できると判断し、表に数値を埋めていく。これは、合計の欄にある数値に0.19を掛け算するだけである。すると、下記のような表になり、全ての記事で1位を獲得した場合の増加集客数が算出できる。
このようにすれば、コンテンツ公開による最終目標の数値化とシミュレーションができ、あとは着実に公開していくだけとなる。
(7)公開日、担当ライターを決める
シミュレーションができたら、最後は公開日、ライターを決める。これは上述したように、知識やスキルの問題、時間というリソースの問題が絡むため、無理のない計画を立てよう。
当然、この表で立てた計画は、コンテンツのタイトル案までなので、中身についてはまだ考察できていない。よって、実際に書くという段階で、コンテンツの中身についてもじっくり検討しなければならない。
その時間も考えて、週に1回更新するなど、更新のタイミングや時期を決めていこう。
効率よくロングテールSEO対策を実現する計画の立て方「7つの手順」まとめ
効率よくロングテールSEO対策を実現する計画の立て方「7つの手順」についてご紹介した。
(1)ロングテールSEO対策を行うSEOキーワードを決める
(2)サジェスト分析を行い実際に検索されているキーワード一覧を作る
(3)検索回数を調査しキーワードを絞り込む
(4)キーワードからコンテンツのタイトル案を考える
(5)はてなブックマークでキーワード検索しタイトル案がかぶっていないか確認する
(6)想定集客数を計算する
(7)公開日、担当ライターを決める
この手順に沿って、ロングテールSEO対策を実施してみよう。すべてのキーワードで確実に1位を取れるという保証はできないが、やみくもにコンテンツを更新するよりは断然効率的・効果的である。
当然、時間のかかる施策のため、長期戦覚悟で実行しなければならない。しかし、成功すれば、安定したアクセスを確保できるため、御社のWEBサイトがビジネスに必要不可欠なものになっていくだろう。
以下のようなPDF資料が無料でダウンロードできます。御社の新規リード獲得のヒントになるかもしれないのでお気軽にお申し込みください。
リードがCVしたくなるホワイトペーパーの作り方を2つ(質重視のプロセスと量重視のプロセス)ご紹介!リード獲得の強化にお役立てください。
御社のWEBサイトで新規リードを獲得するための「WEB戦略のPDCAの回し方」をご紹介。WEBのKPIツリーのサンプルもあるのでPDCAをどう回すのかを具体的に学べます。
積水樹脂株式会社様、株式会社アシスト様、富士フイルムホールディングス株式会社様、株式会社日立ソリューションズ東日本様、山洋電気株式会社様、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様などの製造業・IT企業の成功事例です。どんな取り組みをしてどんな成果が得られたのか?がわかります。
新規リード獲得できるWEBの作り方をBtoB企業向けにご紹介。ホワイトペーパーを活用する方法とソリューションページを活用する方法の2つを具体例やテンプレートを用いながら解説。