名刺管理に使えるおすすめのフリーソフト・アプリ7選|基本利用料が無料で使いやすい厳選ツール

名刺管理に使えるおすすめのフリーソフト・アプリ7選|基本利用料が無料で使いやすい厳選ツール
Last Updated on 2024年9月7日 by 荻野永策
ご注意事項
ここでご紹介している名刺管理ツールやアプリに関する内容は、記事執筆時に調査した内容です。そのため最新の情報と正誤している可能性もございますので、正誤確認については、名刺管理ツールの公式サイトをご確認ください。

名刺といえば社外のさまざまな人と円滑なやり取りに必須のコミュニケーションツールだが、毎日さまざまな人と関わっているうちに、整理が大変になってしまうことはないだろうか。しかし、BtoBマーケティング営業戦略において、見込み客や顧客の名刺データの管理は非常に重要だ。

もし、名刺管理でお困りなら、ぜひともここで紹介する名刺管理ソフトやアプリの利用を検討してみてほしい。まず前半で名刺管理アプリの一般的な機能について説明し、後半で具体的に「おすすめの無料アプリ」を7つ紹介していこう。

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フリーソフトでできる名刺の管理

名刺管理ソフトの特に便利な点は2つだ。

  • iPhoneなどスマホと連携できる
  • エクセルに書き出してデータ保存ができる

まずはこの2点をしっかり把握しておこう。

iPhoneなどスマホと連携可能

スマホアプリと連携させることによって、PCと同期させたり、アドレス帳と連携させたりしながら名刺を管理できる。スマホと連携できるとよいことは、スキャンではなく、スマホで撮影したデータも登録できる点だ。この機能のおかげで外出先でもスピーディーに取引先とコンタクトを取れるし、すぐに受け取った名刺をデータ化できるのだ。

エクセルに書き出してデータ保存

名刺管理アプリは、スマホで撮影したりスキャナーで読み取ったりしたデータをCSV出力ができる。

具体的に説明すると、名刺のメールアドレスや住所といった情報をそのままリスト化してExcelなどの表計算ソフトで顧客管理や年賀状、ダイレクトメールの宛名作成などに活用できる。

エクセルを使い慣れているならそのほうが操作も簡単だろう。

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無料で利用できるサービス

今では、無料でもとても便利な機能が備わった名刺管理ソフトやアプリがたくさんある。

あとで詳しく説明するが、例えばシェア1位の「Eight」というアプリならば、名刺をデータ化できる枚数やクラウド保存容量は無料プランでも無制限。

またコワーキングスペースに設置しているスキャナーと連携して名刺データを取り込める「どこでもスキャン」などといったサービスも利用可能だ。

有料プランと無料プランの差

無料でも十分とはいえ、さらに料金払えばもっと便利なサービスが使えるようになる。

例えば上記でも取り上げた「Eight」だが、無料版は名刺のおもてしかデータ化ができないのだが、有料ならうら面に記載されている項目も読み込みができるようになる。

さらに連絡先アプリなど他のアプリと連携したり、名刺を簡単に取り込める連携用スキャナーを利用できたりするようにもなる。しかも有料版といっても、月額たった480円、年額ならば4,800円程度と安い。

基本料無料の名刺管理ソフト・アプリ7選

では無料で使える名刺管理ソフト・アプリを7つご紹介していこう。用途に合ったものを選べるよう、対応デバイスや料金などをしっかりチェックしてほしい。

Eight

個人利用可能な名刺アプリで、国内シェア1位を誇るアプリだ。相手もこのアプリを使っていればSNS等で連携でき、お互いの近況を知ることも可能だ。

例えば転職や異動で勤務先が変わった時に通知が届いたり、メッセージ機能でやりとりをしたり、といったことができる。読み取りは、「スキャンマン」というスタッフに頼めば手入力してもらうことも1回に限り可能。

さらに月額480円の有料プランを選べば、企業向けプレミアムに参加して同僚との名刺の共有もできるので、本格的にビジネスで使うならこちらを検討しよう。

運営会社Sansan株式会社
料金プラン ベーシックプラン:無料
プレミアムプラン:月額480円、年額4,800円
ユーザー/利用者数244万人
個人向け/法人向け個人向け
対応デバイスPC、Android、iPhone
枚数制限無制限
名刺読み取り方法セルフスキャン、出張スキャン、郵送スキャン
セキュリティ対策全ての暗号化、データセンターの利用
公式サイトhttps://8card.net/
ダウンロード https://apps.apple.com/jp/app/eight-tsunagete-yutsu-ming/id444423637

CAMCARD

スマホで名刺を撮影して、Gmailなどと連携が可能なアプリ。名刺情報を登録するとQRコードで相手と手軽に情報交換ができることも特徴で、名刺管理について完全ペーパーレス化が実現できるだろう。

個人向けの「lite」なら基本無料だが、有料のBUSINESS版ならばデータ化をスタッフが補正してくれるサービスも付く。読み取りの正確性を重視するならばやはりBUSINESS版だろう。

運営会社IntsigInformationCorporation
料金プラン lite:無料・課金制
BUSINESS:月額1,400円~
個人向け/法人向け個人、法人向け
対応デバイススマホ、タブレット、PC
名刺読み取り方法スキャン、カメラ
データ化方法最先端OCRを利用したデータ化
セキュリティ対策暗号化
公式サイトhttps://www.camcard.jp/
ダウンロード https://www.camcard.jp/lite/download/
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Evernote

パソコンで取り組んだ画像をOCR(Optical Character Recognition、スキャン画像から活字を読み取る機能のこと)でデータ化できる。

Evernoteがいいのはレシートや領収書など紙の書類をどんどんクラウド上に保存できることだ。したがって名刺以外のさまざまなビジネス書類をデータ化したい場合もおすすめ。

通常の名刺スキャンは有料だが、「LinkedIn」と連携すれば1年間無料になる。

運営会社Evernote Corporation
料金プラン ベーシック:無料・課金制
プレミアム:月額600円~
ユーザー/利用者数2億人
個人向け/法人向け個人
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
名刺読み取り方法スキャナー
データ化方法OCR
セキュリティ対策2段階認証など
公式サイトhttps://evernote.com/intl/jp
ダウンロード https://evernote.com/intl/jp

Wantedly People

Wantedly Peopleはその名のとおり求人情報Webサイト「Wantedly」が提供している名刺管理ソフトだ。

Wantedlyの登録情報と照合して、名刺とSNS機能で繋がることができるようになる。全ての機能が無料で使えるのはかなりお得である。

運営会社Wantedly, Inc.
料金プランベーシックプラン:無料
ユーザー/利用者数400万人
個人向け/法人向け個人向け
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
枚数制限なし
名刺読み取り方法スキャナー、カメラ
セキュリティ対策AIによる処理、TLS プロトコル v1.2 (SSL)による暗号化等
公式サイトhttps://people.wantedly.com/
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myBridge

ご存じLINEが提供している名刺管理アプリだ。myBridgeは全ての機能が無料で利用できる。他のアプリとの連携も簡単で、名刺データの移行も他サービスからスムーズに行える。

OCRの精度が非常に高い上に、オペレーターによる修正も行なってもらえるから、データ化が非常に正確で確実。一度に取り込める名刺の枚数は基本1枚だが「おまかせスキャン」という無料オプションを利用することで、郵送で大量の名刺をデータ化してもらうこともできる。

運営会社LINE Corporation
料金プラン無料
個人向け/法人向け個人向け
対応デバイスPC、スマートフォン
枚数制限なし
名刺読み取り方法スキャン、撮影、おまかせスキャン
データ化方法OCR
セキュリティ対策TLS プロトコル v1.2を適用して暗号化
公式サイトhttps://jp.mybridge.com/home

WorldCard Mobile Lite

台湾製だが、多言語にも対応している名刺管理アプリ。Googleアカウントと連携させて、マルチデバイスで同期できる。TwitterやFacebookなど、様々なSNSから連携できる機能が充実している点が特徴。

一度に取り込める名刺の枚数は1枚だから、連続でデータ化したいなら、スマホ名刺リーダーの自動シャッター機能などを適宜利用しよう。

運営会社PenPower Technology Ltd.
料金プランベーシックプラン:無料・課金制
個人向け/法人向け個人向け
対応デバイスPC、スマートフォン
枚数制限なし
名刺読み取り方法撮影
データ化方法OCR

SkyDesk Cards R

富士ゼロックス株式会社が提供している有料の名刺管理ソフトだ。有料なのだが、2週間の無料トライアルが用意されているのでそちらでまず使い勝手を確かめてみてほしい。

複合機のスキャナーでも名刺をしっかり取り込めて、情報はクラウド上のデータベースに集約されさまざまなデバイスからアクセスできる。メール配信機能も充実していて、絞り込んだ顧客だけにメルマガを配信することなども簡単。大量の名刺をデータ化するようなときには、オペレーターに依頼できる。

運営会社富士ゼロックス株式会社
料金プラン 2週間無料トライアル
5ユーザー/月3,150円~
個人向け/法人向け法人向け
対応デバイスPC、スマートフォン、タブレット
枚数制限100,000枚(基本プラン)
名刺読み取り方法専用スキャナー、カメラ、複合スキャナー
データ化方法OCR、オペレーター手入力
セキュリティ対策操作制限、二段階認証など
公式サイトhttps://www.skydesk.jp/ja/products/cardsr/
放置されている名刺から商談を作る方法
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  2. オンラインセミナーのメールを名刺リストに送付して商談を作った製造業の事例

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基本料無料の名刺管理ソフト・アプリ比較表

最後にここまで紹介してきた7つのアプリ・ソフトを表でまとめる。

アプリ名(プラン名)課金名刺情報の取り込み方法おすすめポイント
Eightスキャン、撮影シェアNo.1
CAMCARDスキャン、撮影完全ペーパーレス化が可能
Evernoteスキャン、撮影OCR機能が高い
Wantedly Peopleスキャン、撮影求人サイトで連携できる。
myBridgeスキャン、撮影すべての機能が無料
WorldCard Mobile Liteスキャン、撮影SNSとの連携が充実
SkyDesk Cards Rスキャン、撮影ビジネス向けの機能が充実

まとめ

以上、名刺管理ソフト・アプリの特徴や機能について説明し、おすすめの無料ソフトを7つ紹介してきた。

上手に使えば顧客管理、取引先管理が格段に楽になり、業務効率が大幅に改善されることは間違いない。

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ALUHA代表取締役。1979年兵庫生まれのBtoBマーケティングコンサルタント。金沢工業大学大学院にて情報工学を専攻し2003年4月にALUHAを創業。2008年からBtoBに特化したマーケティング支援、営業戦略支援を開始。BtoBマーケティングや営業戦略の戦略立案から、計画実行とPDCA、そして人材育成を伴走型で支援。デジタルとリアルを融合させた戦略設計が得意。毎月全国各地の様々な企業でBtoBマーケティングセミナーを実施中。100社以上でのセミナー講演実績を持つ。大手IT企業、製造業(日立Gr、富士フイルムGr、キヤノンGr、積水Grなど)を顧客に持つコンサルタント。→セミナー講演実績→コンサル実績