リードナーチャリングの成功事例「ほったらかしの名刺データからリード育成した事例」

Last Updated on 2024年5月18日 by 荻野永策

リードナーチャリングとは?

BtoBマーケティングにおけるリードナーチャリング(英語:Lead Nurturing)とは、様々な施策・手法で獲得した見込み客(リード)に対して、定期的な接点を作り出し、信頼関係を構築しながら、見込み客(リード)の購買意欲を高めるプロセスや施策、手法のことだ。「見込み客育成」「リード育成」などのような言い方もする。

営業戦略においても、商談創出のために非常に重要な施策の1つだ。

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BtoBリードナーチャリングの成功事例「製紙メーカーA社」

製紙メーカーA社の概要

ご紹介するBtoBリードナーチャリングの成功事例は、製紙メーカーA社の事例だ。まずはA社の概要についてご紹介する。

A社は、紙の加工メーカーである。従業員約300名の企業だ。主に高級紙を製造・加工している。A社の商流は下記のようになっており、最終顧客は食品メーカーなどの企業だ。高級紙業界でシェアは上位に食い込んでおり、さらなるシェア拡大のために、マーケティングに力を入れている。

図:A社の商流モデル

A社のマーケティング課題

このA社には下記のような3つのマーケティング課題があった。

マーケティング課題1:自社製品の認知拡大

1つ目は、自社製品(自社の高級紙のブランド名)の認知拡大である。上記、A社の商流モデル図のように、A社の顧客は印刷会社やメーカーなどである。そのため、そういった顧客に自社製品を認知拡大してもらうことで、A社の高級紙を活用するシーンが増え受注増加につながる。つまりブランド認知を高めることで、顧客からのブランド指名買いを狙うというわけだ。

マーケティング課題2:掴みきれていない顧客ニーズ

2つ目は、「掴みきれていない顧客ニーズ」である。上記、A社の商流モデル図のように、A社と顧客との間には、卸業が存在する。そのため、なかなか顧客のニーズが掴めない状況であった。営業戦略の策定やリードナーチャリングを行う上で、ニーズが掴めないというのは非常にボトルネックになっていた。

マーケティング課題3:ほったらかしの名刺・見込み客(リード)

3つ目は、「ほったらかしの名刺・見込み客(リード)」である。上記、A社の商流モデル図のように、A社と顧客との間には、卸業が存在する。そのため、顧客にA社の営業担当者が直接アプローチすることが難しく、リードナーチャリングができない状況となっていた。その結果、名刺交換してもほったらかし状態で、接点作りが放置されている状況であった。

A社のリードナーチャリングの施策内容

このような3つのマーケティング課題を解決するため、デジタルコンテンツを活用したコンテンツマーケティングを展開し、リードナーチャリングを実現した。主に下記のようなリードナーチャリング施策を展開した。

図:A社のリードナーチャリング施策の概要俯瞰図

「①」では、A社の顧客にとって有益な情報を展開するA社のブログを構築し公開した。ブログは月に1本の記事公開を目安にコンテンツ公開を実施。

「②」では、公開したブログに対してSEO対策やSNSでの認知拡大を行い、課題の1つであった未知の顧客への認知拡大施策を展開した。

「③」では、ブログに集客したユーザーをメルマガ会員化する導線をブログに設置し、メルマガ登録会員を増やした。さらに日々、A社の営業部門が収集する名刺データをメルマガ会員として登録する体制も構築した。

「④」では、過去にA社の営業部門が収集した数千枚の名刺データをすべて電子化しリードリストとして一元管理できるようにした。

「⑤」では、リードリストに対してメルマガ配信システムからメール配信できるようにした。メルマガのコンテンツはブログの内容を中心にメルマガ化した。また、顧客のニーズが不明確という課題もあったため、メールアンケートも実施した。

A社のリードナーチャリングで得られた成果

このような施策を展開し、実際に得られた成果は下記の通りだ。

成果1:定期的に顧客ニーズを獲得できるように

まずは、リードナーチャリングの成果の1つとして、顧客ニーズが取得できるようになった。顧客が高級紙を選ぶ時の判断理由や、競合を選んだ時の採用理由など、かなり細かいニーズの収集に成功した。その結果差別化戦略において課題があることがわかった。

成果2:SNS活用でファンを3000人以上獲得。認知拡大に貢献

次に、SEO対策、SNS活用がうまくいき、アクセス数やSNSのファン数が増大した。特にSNSのファンに関しては、3000人のファン獲得に成功した。未知のユーザーからのメルマガ登録や資料請求も発生し、認知拡大やリード獲得に貢献できるようになった。

成果3:名刺リードに対する定期的なメール配信で問い合わせ獲得

最後に、名刺データを電子化して構築したリードリストに対して、定期的な接点作りが可能となり、そこから定期的に問い合わせなどをWebコンバージョンを獲得できるようになった。

A社のようにほったらかしになっている名刺のデータを活用して、リード育成し、商談や案件を創出す流ことは非常に重要だ。御社でももし名刺が放置されているようであれば、リードナーチャリングの推進を検討してみてはいかがだろうか?

BtoBリードナーチャリング成功事例のPDF資料
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タイトル
BtoBリードナーチャリング3つの成功事例
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  2. (IT企業)無料ユーザーへの有料製品提案と休眠リードの掘り起こしを狙ったアンケートメルマガの事例
  3. (製造業)リードに刺さるオンラインセミナーを起点にホワイトスペース開拓した事例

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